画面越しの困難さが、子どもの成長に!結果よりも、子どものがんばりを評価する療育
コロナ禍の現在、三密を避けるために、ふらっぷの施設内での療育は、オンライン(ZOOM)を用いて行っています
今回の記事では、みなさんにエピソードをご紹介いたします。
以下の記事も、施設内オンライン療育についてご紹介しています。
●結果よりも、子どものがんばりを評価する療育
「うんとね~、ここがちがうんよ!」と画面を指さしながら、教えてくれる幼児さんのAくん。
ビジョントレーニングの一環として、間違い探しに取り組んでいます。
語彙が少なく、自分の気持ちや状況、周りの様子を言葉で伝えることが苦手なAくん。一方で、Aくんは、何事にも一生懸命取り組めるステキなお子さんです。
間違い探しにも張り切って取り組み、答えが分かったようです。しかし、なかなか言葉では伝えられません。
「何色かな?」、「どんな形かな?」、「上の方?下の方?」と、スタッフがヒントを出します。それに、次々と答えてくれるAくん。
「あ!ここのことかな?」「うん、そう!!」と嬉しそうに教えてくれます。
「すごい!大正解だよ!Aくんが一生懸命教えてくれたから、分かったよ!何事にも一生懸命取り組める、Aくん、とっても素敵だね!!」とスタッフから褒められたAくん。
「あきらめずにできたから、ぼく、チャレンジだ!やったー!」と笑顔で、自分のがんばりを喜ぶ姿がを見ることができました。
画面越しだからこそ出てくる困難さも、諦めない力を持っているAくんによって、成長のチャンスとなりました。
ふらっぷでは、結果がどうであれ、子どもが一生懸命取り組んだ過程を評価します。
また、その人格を褒め、自尊感情を育てる療育に取り組んでいます。
次回以降の記事でも、オンライン療育のエピソードなどご紹介します。
担当:T
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