「失敗しても楽しい!」昔の遊びがおもしろい(1月のふらっぷ)
今年もはや2月になりました。もう過ぎてしまいましたが、ふらっぷでは、例年1月のプログラムに取り入れていることがあります。
それは、羽根つき、コマまわし、福笑いなどのお正月遊び。ほかにも、けん玉やだるま落とし、お手玉、竹とんぼなど、子どもたちが好きな昔ながらの遊びを楽しみます。
■お正月遊びで学べることは?
昔の遊びは、どれも全身をしっかり使い、手先や目の動きなどの感覚を養うのにもってこい。また相手(周囲)との間合いを図るなどコミュニケーションスキルも必要です。
プログラムの最後に設けた遊びの時間には、保護者のみなさんにも声をかけて参加していただきした。
子どもを相手に「よぉ~し!羽根つき、負けないよ~」とか、
「コマまわしのお手本を見せてあげよう!」などと張り切るお父さんお母さん。
ところがやってみると、
「あっ、ごめん~! 羽根が小さくて、思うように打てない~」
「くやし~、羽子板は幅が狭いから、ちっとも羽根が当たらない」
「コマに紐を巻くのって、こんな感じでよかったっけ?・・・あれれ、崩れてしまう・・・力加減が難しい~」
「う~ん、このコマぜんぜん回せない~。子どものときはできたのに」と怒ってみたりくやしがってみたり。
福笑いでは、目隠しをとると想像もしない面白い顔が出来上がっていて、親子で大笑い。
遊びとはいえ、お子さんと一緒にやってみると、案外おとなでも難しいことがよく分かります。
時には、お父さんお母さんの方が「もう一回!」とムキになってなってしまう場面も。
■大人といっしょに遊ぶ理由は?
なんでも上手にできてしまうお父さんお母さんの姿を見せるも素晴らしいこと。
ですが、なかなか上手にできなくて、どうやったらうまくいくか一生懸命考えたり、
失敗してもできるまでチャレンジしたりしているお父さんお母さんの姿を見ることも、子どもたちにとってはよい経験です。
「失敗しても楽しいね。」ということが伝われば大成功!
大人の姿がモデルとなって、子どもたちが「悔しがっていいんだ」「腹を立ててもいいんだ」「思い切り笑っていいんだ」と素直な気持ちを表出できるように少しずつなっていきます。
1月は、お正月遊びのほかにも、フルーツバスケットやいす取りゲーム、震源地ゲームなど保護者の方もいっしょに楽しむゲームを行いました。
ご協力いただいた保護者のみなさん、ありがとうございます!
■療育ってどんなこと? 興味がある方はぜひ体験を
ふらっぷ高陽では、運動、SEL(社会性と情動の学習)、グループ活動のプログラムに沿った療育を行っています。また、子どもたちの状況によっては、都度、臨機応変に対応することもあります。療育後は、スタッフより保護者のかたに直接、お子さんの様子などをご報告をしています。
見学や体験は、随時可能です!
ふらっぷの療育にご興味のある方は、ご遠慮なくお問い合わせくださいね。
▼お問い合わせは、こちらからどうぞ。
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