ふらっぷ高陽の「短いけれど貴重な時間」
いよいよ、今年も年度末に近づきました。ふらっぷ高陽では、送迎を保護者の方にお願いしていますが、この一年もご協力いただいた保護者のみなさまには、心より感謝申し上げます。今回はそんな保護者の方とのお話です。
■療育を支える短い会話のキャッチボール
ふらっぷでは、療育後、お迎えに来られる保護者の方にお子さまのその日のようすなどをご報告させていただきます。同時に、保護者の方からもお話をうかがいます。
わずかな時間ではありますが、この報告の時間は、お子さまの気持ちや成長を保護者の方とスタッフが共有できる大切な時間です。
保護者とスタッフという関係としてだけでなく、お子さまを通して、小さな命をともに見守り育んでいるひとりの人間同志として、互いに向き合うことができる時間でもあります。
日々療育に取り組む私たちスタッフにとって、この短い時間にいただくさまざまな情報が、それぞれのお子さまの療育を支えるヒントとなり、力となっています。
「紆余曲折」「波乱万丈」という言葉があるように、子育ては一筋縄ではいきません。そこにはきっと、当事者のお母さまにしかわからない苦しみや悲しみもあることでしょう。
お話ししていると、お母さまの日頃のがんばりや忍耐、さまざまな思いもしっかり伝わってきます。
そんなお母さま方のお気持ちに寄り添うものでありたい。
頑張りを応援するものでありたい。
ともに笑いともに泣くものでありたい。
そして、かけがえのない子どもたちの未来をご家族と一緒に切り開くお手伝いをしたい。
ふらっぷ高陽は、これからもそんな場所であり続けたいと思っています。
担当:H
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