子どもの望ましくない行動には理由があります。「なんで?」「どうして?」を子育てのヒントに!
「なんでできないの!?」
「どうしてそんなことするの!?」
お子さんのよくない行動に、ついこんな言葉を口にしてしまうことはありませんか?
しなければならないことができなかったり、ダメということをやってしまったり、がんばっているつもりなのにうまくいかなかったり、そんなお子さんの行動には、原因や理由があります。
もしその言葉を感情に任せて口にしているのでなく、文字通り「なんで?」「どうして?」と疑問を持っておられるのであれば、その行動の原因や理由を探るチャンスです!
お子さんの望ましくない行動の原因や理由がわかれば、保護者や支援者がどう対応すればよいのかを知るヒントにつながります。
■「なぜ?」「どうして?」を「じゃあ、こうしよう!」に。
お子さんの行動の原因や理由を知るためには、日頃のお子さんのようすを観察したり、その行動の前に何があったのか、どのような状況だったのか、などをしっかり観察し、そのうえで推測することが重要です。
また、保護者のかたが、お子さんの特性を正しく理解していることも必要。お子さんの特性を正しく理解するには、保護者のかたが観察したことに加え、専門家の手を借りて発達検査をしてみるのもひとつです。
発達検査には、
・認知能力がわかる WISC-Ⅳ(ウィスクフォー)
・知的能力を細かく測定する KABC-Ⅱ(ケーエイビーシーツー)
・日常生活での適応能力がわかる Vainland-Ⅱ(バインランドツー)
などがあります。
では、WISC-ⅣやKABC-Ⅱなどの発達検査を受けると、どうなるのでしょうか?
検査機関が、検査の結果を専門的な見地から分析する
↓
保護者は、お子さんの「得意な部分、苦手な部分」や「強味、弱み」などの特性が正しく、また詳しく理解できる
↓
保護者は、お子さんの望ましくない行動の原因や理由がわかり、対応の仕方や支援に反映できる
↓
お子さんの行動に対し、ネガティブな反応ではなく、「じゃあ、こうしよう!」と前向きな対応ができるので、親子関係が良好になります。
■お子さんは、どう変わる? 自分がわかれば、自信につながる!
「なんでできないの?」「どうしてこんなことしちゃうの?」は、お子さま自身も感じていること。しんどさを抱えているはずです。
本人が発達検査の結果を正しく受け止め、そのしんどさの原因がわかれば、親子で、また支援者も交え、前向きな解決方法を考えることができます。
さらに得意な点にも目を向け、伸ばすことができれば、お子さまの自信や自己肯定感につながります。
つい口をついて出てしまう「なんでできないの?」「どうしてそんなことするの?」を子育てのヒントにして、明るい親子関係とお子さんの自己肯定感を築きませんか?
▼発達検査が行える「ほっとスペースぷれしゃす高陽」の
【学習ルームぴかり】
担当:M
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