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  • ふらっぷ高陽

Aさんがした、友達を思いやる”拍手”

コロナ禍の現在、三密を避けるために、ふらっぷの施設内での療育は、オンライン(ZOOM)を用いて行っています

この記事では、オンラインだからこそのエピソードをお伝えします。


●友達を思いやる“拍手”



長年ふらっぷに通ってくれているAさんの思いやりの行動をご紹介します。


その日の療育では、「最近、自分がした思いやりの行動を思い出そう!」というテーマで、「ふらトーーーーク」をしていました。

Kくんが少し照れながら、自分の思いやりの行動を話し終わった時です。Aさんが、率先して拍手をしてくれました。それにつられて、他の子たち、スタッフも拍手をし、Kくんのステキな行動をたたえました。


「Aさん、拍手してくれたの、すごく思いやりだと思う!どうして拍手しようと思ったの?」とスタッフが聞くと、Aさんはこんなことを言ってくれました。

「え、だって、すごいと思ったけーよ。ズームだと、声を出すより、拍手した方が、Kくんに伝わると思ったんよ!」

Aさんの優しい言葉を聞いた後、Kくんが言いました。「Aさん、ありがとう! 素直に嬉しいわ~。俺も、Aさんが話終わったあと、絶対拍手する!」


Aさんの思いやりがみんなに伝わり、グループの中で思いやりの行動が広がりました。

ZOOMにも慣れ、いつも以上に表情やしぐさをつけて、コミュニケーションを取ろうとしている姿に感動しました。


担当:T

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