保護者研修会テーマは「学習のユニバーサルデザイン(UDL)」
「自分から進んで勉強してくれる子になってほしい」
多くの保護者がお子さんに願うことではないでしょうか?
ふらっぷ高陽では、去る6月30日、4年ぶりに対面での保護者研修会を行いました。
テーマは、
『知っていますか?学習のユニバーサルデザイン』
学習がテーマということで、多くの保護者の方にご参加いただきました。予想を上回る人数に、急きょ会場を別の場所にお借りしての開催となりました。
講師は、広島大学大学院人間社会科学研究科教授で、ふらっぷ高陽のプログラム責任者の栗原慎二先生。日本各地の学校で、UDLを用いた学習法を行い効果を上げています。
UDL(ユーディーエル)は、学習のユニバーサルデザイン(Universal Design for Learning)の略。自分に合った勉強のやり方をさまざまな選択肢の中から見つけ、自らが進んで楽しく学ぶようになる学習法です。
「うちの子、学校の勉強方法では、うまくいかないみたい」とか「物足りないみたい」と悩んでいる方は特に、覚えておいていただきたいのが、UDLという学習法です。
UDLは、勉強についてはもちろんですが、生活面や将来的にもお子さまの成長に役立つ考え方です。集まった保護者のみなさんも、メモを取ったり、講師の話に深くうなづいたりしながら真剣に話を聞いておられました。
ふらっぷ高陽では学習支援そのものは行っていません。でも、UDLの基本的な考え方は、子どもたちの成長や将来に役立つ考え方なので、ふらっぷの療育の中でもうまく取り入れていけたらとスタッフも勉強中です。
指導者にとっては簡単ではない方法ですが、ぜひ役立てていきたいと願っています。
参加してくださったみなさま、悪天候の中足を運んでくださり、またお忙しい中お時間を割いてくださり、ありがとうございました!
そして、お父さんお母さんのお勉強中、長い時間待っていてくれた子どもたち、ありがとう♪
UDLについて、もう少しお知りになりたい方は、こちらのページもご覧ください。
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