不登校支援「えふでぃ」スタートしました!
「お、うまいうまいっ!」
「うわ~やられた~」
にぎやかな声が聞こえていたかと思うと、
シー―――ン・・・と静かな時間が流れる。
ふらっぷの午前中(10時~13時)は「えふでぃ」と名付けた、午後とは雰囲気の違う療育を行っています。えふでぃは、学校に行きづらいお子さんや欠席が続いているお子さんなど、いわゆる不登校とされているお子さんの時間帯です。この時間は、通常のふらっぷ療育とは違う、ゆったりとした時間が流れています。
■えふでぃは、どんな場所? 何をするの?
えふでぃでは、活動の時間やその日の予定をそれぞれが自分で考え、最後に振り返りをして帰ります。
室内でカードゲームをしたり、読書に熱中したり、広場でバトミントンや卓球などスポーツをしたり、スタッフとのおしゃべりを楽しんだり…
スタッフも総出で本気の輪投げ大会をすることも。
一方で、予定の日時に家を出てふらっぷまで来る、というだけで二重丸!というお子さんもいます。
お子さん同士が挨拶を交わすなどの交流があれば、もう花丸!だったりもします。
それぞれが自分のペースでえふでぃに来ていて、大切な居場所となりつつあります。
■えふでぃが一番大切にしている不登校支援の土台とは?
発達障害のあるお子さんは、コミュニケーションや集団活動の苦手さから、学校での生活が思うようにいかず不登校につながることがあります。
周囲から見れば“それくらい”と思えることにも、人の何十倍も神経を使い、常に張り詰めた状態で学校生活を送っています。そして、その末に疲れ果てて登校できなくなる場合もあるのです。
発達障害が専門の精神科医・本田秀夫先生がおしゃるように、おとなは登校渋りが“問題の始まり”と思いがちですが、お子さんはその時点ですでに「最終段階」なのかもしれません。(※1)
だとすれば、不登校のお子さんの心はどんなに擦り切れ、弱っていることか…
そんなお子さんを支援するために最も重要なことは、「存在そのものを認めること」。
えふでぃでも、まずはお子さんが「したこと」ではなくお子さん自身の「存在」を認め、それによって心の土台をしっかり固めることからはじめています。
■子どもも大切、保護者も大切!
先日、NHKこんなニュース記事を読みました。
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学校に行けない、学校に行きづらい、そんなお子さん自身が相当な苦しみを抱えていることは、誰より保護者の方がご存じでしょう。
だからこそ、「子どもが学校に行かなくなった」「ずっと家にいる」
この状況の苦悩は、経験した保護者の方にしかわからない計り知れないものに違いありません。
えふでぃは、そんな保護者のみなさんの負担もわずかでも軽くできる場所であれればと考えています。お子さんも大切な存在ですが、お父さん自身、お母さん自身もおひとりおひとりが大切な存在です。
お子さんの居場所ができることで、保護者のみなさんもほんの少しほっとできる時間を持っていただくことができればと願っています。
ふらっぷ「えふでぃ」は、放課後等デイサービスです。
「障害児通所支援受給者証」を取得すれば、所得に応じた料金でご利用いただけます。
受給者証がない方も、お子さまのことで気になる方はぜひ一度ご相談ください。
▼ふらっぷ「えふでぃ」については、こちらからどうぞ!
▼ご利用料(利用者負担)については、こちらをどうぞ!
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