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  • ふらっぷ高陽

「今一番大切」なこととは? 「withコロナ時代の子育て」研修、スタッフの感想より

更新日:2021年2月6日

さる7月18日に開かれた「withコロナ時代の子育て」をテーマにしたオンラインによる保護者研修会。ふらっぷ高陽をご利用の保護者様はもちろん、発達障害児の支援に携わる方や、遠方にお住まいでふらっぷ高陽の療育に興味をお持ちの方など、多くの方がご参加くださいました。

コロナ対策のため、三密を避けてオンライン療育を取り入れています。

このオンライン研修会には、ふらっぷ高陽のスタッフもそれぞれが受講生の一人として参加していました。通常の療育については、研修や勉強を重ね、日々の療育の経験からも多くの専門知識や技術を身に付けているふらっぷのスタッフ。とはいえ、このコロナ禍は、誰も経験したことがない未曽有の事態です。

今回「withコロナ時代の子育て」にスポットを当てた研修を受けて、“今できる”子どもたちにふさわしい療育を模索していたスタッフにも、新しい光が差したようです。そんなスタッフの感想を紹介しましょう。


子どもたちに伝えてきたことが、今一番大切

コロナ禍での療育で、自分自身もいろんな不安やストレスを抱えて息苦しい毎日を過ごしていることを自覚していました。愛着(※1)やレジリエンス(※2)のお話になった時、「そうだった、知ってはいたけど忘れていたな」と気づきました。ピンチをチャンスに変えるのは、けして難しいことではなかったのだとわかり、ふらっぷで子供たちに伝えてきたことが間違いでないどころか、今一番大切なんだと思いました。


 ※1 愛着=人間関係を築く基礎となる、親や養育者との結びつき

 ※2 レジリエンス=困難や逆境に対する心のしなやかさや回復力


「ピンチはチャンス」が合言葉

保護者、学生、スタッフなど、それぞれ違う立場で子どもたちと関わっている方と感想を分かち合うことができてよかったです。「ピンチはチャンス」の合言葉は、子どもたちと関わるときにいつも思い出しています。ネガティブに思える出来事や環境にあっても、成長するチャンスは必ずあるという視点を持って、子どもたちと関わっていきたいと思いました。

また、保護者のこの状況での頑張りを汲み取り、それを労う関わりもしていきたいと感じました。


原点にかえる気持ちで

最近の療育の中で、感染予防や新しい療育の形にばかりに比重を置いてしまい、本来最も大切にしなければならないこと、今回の研修で取り上げられた愛着やレジリエンスについて、療育の中で学んだり生かしたりすることがほとんどなかったと気づきました。原点にかえる気持ちで、「ふらちゃれ(※)」に取り入れたり、子どもや保護者との関わりに適用したりしていければと思いました。


  ※ふらちゃれ=ふらっぷ高陽のSEL(社会性と感情の学習)。

対人関係を構築するスキルを学ぶふらっぷ独自のプログラム。



正直なところ、私たちスタッフも、このコロナ禍に翻弄されている一面がありました。けれど、今回の研修を通して、ふらっぷ高陽の療育で最も重点を置いて取り組んできたことが、今こそ、子どもたち、また保護者の方に必要なことだと改めて思わされた研修でした。



引き続き、みなさまからの感想をご紹介する予定です。

また当日ご参加くださった保護者の方や、教育現場におられるみなさまから、育児や指導方法についてご質問をいただいています。現在、栗原慎二講師が動画でお答えする、ビデオを作成中です。このブログに掲載いたしますので、お楽しみに!






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